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Hybridジェットチタンコーティング
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Hybridジェットチタンコーティングとは
橋梁に設置されている鋼製ジョイントは雨天時に摩擦係数が低下するので走行車両や歩行者がスリップする恐れがあります。
その対策として、金属溶射や樹脂系材料の施工が行われています。一般的に鋼製ジョイントと材質の異なる樹脂系材料は走行車両の衝撃によるひび割れやタイヤによる摩耗が起こりやすく耐久性に乏しいという欠点があります。
当社では樹脂系材料より耐久性に富む金属溶射について研究を重ね、硬くて耐摩耗性に富む滑り止め工法として「Hybridジェットチタンコーティング」を開発いたしました。
その対策として、金属溶射や樹脂系材料の施工が行われています。一般的に鋼製ジョイントと材質の異なる樹脂系材料は走行車両の衝撃によるひび割れやタイヤによる摩耗が起こりやすく耐久性に乏しいという欠点があります。
当社では樹脂系材料より耐久性に富む金属溶射について研究を重ね、硬くて耐摩耗性に富む滑り止め工法として「Hybridジェットチタンコーティング」を開発いたしました。
最大の鋼製フィンガージョイント
- その他のメリット
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- 本工法は,施工厚さが1mm前後なので段差による走行障害等が起こらないので,構造物に対して適用が容易です。また,滑り止め抑止効果の方向性を問いません。
- 溝加工のように切削箇所における母材の耐力低下の懸念がありません。
- 小径スタッド溶接の場合,先端が摩耗しやすく走行車輌のタイヤ接触面積が小さくなることから滑り止め効果に劣る場合があります。本工法の場合は薄くて緻密で高硬度の粗面が形成されることから滑り止め効果が優れております。
- 薄層舗装等(MMA樹脂,摩擦素子等)が衝撃に弱く,割れや剥離等が生じやすいのに対して本工法は溶射金属材料を直接溶融させて鋼材表面に吹き付けて皮膜を溶着させることから密着力や耐摩耗性が優れており衝撃による割れや剥離が起こりにくい工法です。特に,走行車輌のブレーキが作用したり頻繁にハンドルを切る箇所(カーブ,坂路,信号前等)における耐久性の差は歴然です。
※ 総㎡数871㎡(基数160基)の施工実績(平成30年1月現在)