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橋体とは
- 橋梁は、大きく「上部構造」と「下部構造」の2つの構造に分けることができます。
- ・上部構造:主桁(橋桁)・主構
- ・下部構造:躯体・基礎
このうち、上部構造にあたる部分を一般的には「橋体」と呼びます。
橋体には「主桁」をはじめ「横桁」「縦桁」「対傾構」など様々な構成部材で組み上げられています。
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橋体製作の流れ
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- 1:受注
- お客様がご希望の橋体部材だけを部分的にでも製作します。
小さな工場では製作できないような大型部材まで対応できる工場として重宝されています。
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- 2:工程管理作業
- 弊社工務係が、受注内容を基に製造スケジュールを立案し管理致します。
橋体の製造には複数の業務グループが参画致しますので、正確な工程管理が納品スケジュールをお守りするためにも重要な業務です。
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- 3:設計作業
- お客様から頂戴した設計図をもとに橋体の製造作業を開始します。
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- 4.原寸作業
- 出来上がった設計書を基に、原寸グループが製造する製品の原寸大の型板などの情報をCADにて作図致します。
システム化することができない複雑な構造の原寸作業も、豊富な知識・経験を基に正確に作業致します。
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- 5.資材業務
- 原寸作業が完了したら、資材係が自給材料の調達や製造に必要な副資材などを購入致します。
予算やご要望に合わせて、調達先を調整することも可能ですので、お気軽にご相談下さいませ。
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- 6.製造業務
- 上記5つの工程を経て、ようやく製造部門による実際の橋体の製作をすることができます。確かな技術を持った職人が、原寸情報を基に工場にて製品を製作致します。製造部門による製作の工程では、
- ・鋼板切断
- ・加工
- ・組立
- ・溶接
- ・歪み取り
- ・塗装メッキ
- ・仕上げ
など、さらに工程が細分化されます。
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- 7.納品
- 完成した橋体の検査などを滞りなく済ませ、弊社の基準・安全基準に合格すれば橋体の納品となります。
納品後も責任を持ってアフターフォローさせて頂きます。
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橋体を作る際のポイント
- 大きな橋体の構成部材もひとつひとつに分解するとミリ単位の精度が要求されます。
原寸と組立作業の正確さおよび溶接によるひずみ取りの技能がキーポイントとなります。
弊社では長年にわたる経験と若手への技能の伝承によりその技術を日々高めています。